奉仕活動

2022.03.11 20:24:24

月11日(金)

 卒業を控えた6年生が6年間の感謝の気持ちを胸に学校内の清掃活動をしてくれました。

 6年生たちは、5時間目に各教室の給食台を丁寧に磨き上げたり、メダカ池にたまったゴミを取り除いてくれたり、毎日歩いた犬走りを履いてくれたり、各教室の扇風機をきれいにしてくれたり、校長室を掃除してくれたりと、額に汗しながら学校中をピカピカにしてくれました。6年生の皆さんありがとうございました。

 ほうきでのひと掃き、雑巾でのひとふきに様々な思いを込める姿を見ていると、あと一週間で八木小学校を巣立つ子どもたちに誇らしさとさみしさを感じました。

 

6年生の皆さん

吉田松陰の言葉に、「決心して断行すれば、何もそれを妨げることはできない。大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい。」という言葉があります。6年生の皆さんは今、思春期の入り口または真っ只中にあると思います。今まで正しいと思っていたことや信じていたことに疑いや不安を感じ、心が落ち着かないことがあるかもしれません。それは皆さんが成長している証拠です。今の自分をそのまま受け入れて、本当に自分がしたいことは何なのかと自分に問いかけ、それを思い切って行うことで心が一回りも二回りも成長することができる大切な時期なのです。

 「こんなことをするのは恥ずかしいな。」とか、「こんなことを言うとみんなから煙たがられるかもしれない。」「今更、自分の態度を変えてしまうと、周りから何か言われるんじゃないか。」等と不安に思う気持ちは、だれにでもあります。そんな時こそ自分としっかり向かい合って正しいと思うことを思い切ってやってみてください。心はずいぶんと楽になると思います。でも、「どうしたらいいかわからない。」「何が正しいのかわからない。」と思い悩むときは助けを求めてください。皆さんを心から大切に思っている人たちはたくさんいます。皆さんは本当に大切な世界に一つだけの宝物だから。

 あと一週間、先生たちは皆さんが心を整え、胸を張ってこの八木小学校を巣立つことができるために、一生懸命に支えていきたいと思っています。頑張れ6年生!!